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ハクセツ (1965年生) : ウィキペディア日本語版 | ハクセツ (1965年生)
ハクセツは日本の競走馬。公営・南関東競馬から中央競馬へ移籍し、牝馬東京タイムズ杯など重賞競走で3勝を挙げた。主戦騎手は岡部幸雄。岡部のキャリアにおける重賞初勝利馬としても知られる。美しい芦毛の馬体と愛らしい容貌から「白い美少女」呼ばれた。地方競馬所属時の名前はハナミドリ。「ハクセツ」は漢字表記では「白雪」となり、母名セツシユウ(セッシュウ、雪舟)からの連想で名付けられている。 半妹に1972年度優駿賞最優秀5歳以上牝馬・ジョセツ(父シーフュリュー)がいる。 == 経歴 ==
=== 中央移籍まで === 1965年、千葉県富里村の扶桑牧場に生まれる。父は同場の生産馬で重賞2勝を挙げたフソウ。母セッシュウはフソウの従姪に当たり、近親には帝室御賞典を制したミラクルユートピア等がいる良血であった。しかしセッシュウ自身は中央・地方を通じて未勝利の凡馬であり、本馬はその母に似て非常に小柄で華奢な体格であった。このため3歳まで買い手が付かず、競馬会の購買による抽せん馬候補からも外れた。やむなく母を所有した中村勝五郎 (三代目)に引き受けられ、1967年、「ハナミドリ」と命名されて南関東競馬でデビューを迎えた。 当初は全く見所がないという評価であったが、翌年の関東オークスまでに15戦5勝という成績を残した。1番人気に推された同競走では競走前の怪我もあり敗れたものの、関係者は中央でも通用する手応えを掴み、1968年7月、「ハクセツ」と改名されて中山競馬場・白井分場の 高橋英夫厩舎に転厩した。高橋は騎手時代にフソウ、セッシュウ、祖母アオバに騎乗しており、調教師としては当年3月に厩舎を開業したばかりの新進であった。
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